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加藤一二三九段(77) 対局敗れ、引退へ

2017年6月20日 20:28
加藤一二三九段(77) 対局敗れ、引退へ

 史上最年長の将棋棋士、77歳の加藤一二三九段が20日に行われた対局に敗れ、現役引退が決まった。

 加藤九段は20日午前10時から高野智史四段との対局に臨んだ。敗れれば、規定により引退となる加藤九段は、約10時間の対局の末、98手で投了し、63年間のプロ棋士生活に終止符を打つことが決まった。

 14歳でプロデビューした加藤九段は、名人などタイトル8期を獲得し、最近では「ひふみん」の愛称でバラエティー番組などにも登場していた。