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韓国初の女性外相に康氏“慰安婦合意”は?

2017年6月18日 19:58

 韓国の新しい外相に康京和氏が任命された。韓国では初めての女性の外相で、日本と韓国の慰安婦問題をめぐる合意について、どのような姿勢で臨むかが注目される。

 文在寅大統領は18日、国連事務総長特別補佐官を務めた女性の康京和氏を外相に任命した。康氏は日韓の慰安婦問題をめぐる合意について、これまで「合意は守るべきというのが国際社会の慣行」としながらも、「日本の誠意ある措置、被害者の心に届く措置が必要」と述べていて、どのような姿勢で臨むか注目される。

 康氏は先月、外相候補に指名されていたが、娘の高校の転校のために虚偽の住所を届け出ていた問題などに野党が激しく反発し、指名の撤回を要求していた。18日、文大統領が任命を強行した形で、今後の国会運営への影響は避けられない。