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日本の鉄筋に制裁関税 米・国際貿易委認定

2017年6月17日 13:17

 アメリカの国際貿易委員会は16日、日本などが鉄筋の一部を不当に安く輸出していると認定した。これにより、制裁関税が課せられることが確定した。

 制裁関税が課せられるのはコンクリートの補強に使われる鉄筋で、日本の製品には最高で209.46%の関税が課せられる。アメリカの商務省は今年5月、「不公正な製品販売でアメリカの鉄鋼業が破壊される」として、制裁関税を決定。16日、アメリカの国際貿易委員会がこれを認定した。

 トランプ政権になって日本の製品に対し制裁関税が課せられるのはこれで2件目となる。