共和党議員らに向け銃乱射 数人ケガ 米国
アメリカの首都ワシントンに近いバージニア州で14日、野球の練習をしていた連邦議会の共和党議員らに向けて男が銃を乱射した。共和党の幹部らがケガをし、容疑者の男は警察との銃撃戦の末、死亡した。
アメリカ・メディアによると、バージニア州アレクサンドリアにある公園で、14日朝、共和党議員らが野球の練習をしていたところ、白人の男が突然、銃を乱射した。
議会下院の幹部スティーブ・スカリス院内幹事が撃たれ、ほかにも議員スタッフや警察官ら数人がケガをし、病院に搬送された。
現場では、駆けつけた警察官と男の間で銃撃戦となり、男は死亡した。
現場にいた議員「バッティング練習中に突然銃撃を受けた。犯人は強力なライフルを持っていて、我々はベンチに飛び込んだ」
トランプ大統領は、「スカリス院内幹事は真の友人で、愛国者だ」「今回の悲劇に深く悲しんでいる」などとコメントしている。
一方、現地メディアは、容疑者が民主党・サンダース議員の支持者の66歳の男で、過去、フェイスブックに「トランプは売国奴だ。民主主義を破壊した。今度はその仲間たちに報復する時だ」と投稿していたと伝えている。