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EUからのソフトチーズ関税撤廃で調整

2017年6月15日 14:20

 日本とEU(=ヨーロッパ連合)の自由貿易をめぐる協議で、カマンベールやモッツァレラなどソフトチーズの輸入関税を撤廃の方向で調整していることが日本テレビの取材でわかった。

 カマンベールやモッツァレラなどソフトチーズを輸入する際の関税をめぐっては、これまでTPP(=環太平洋経済連携協定)では日本の酪農家を保護するため約30%の関税が維持されていて、EUとの協議での扱いが焦点となっていた。

 政府関係者によると、ソフトチーズの関税は撤廃の方向で調整しているということで、何年かけて撤廃するかなど条件をめぐり調整が続いている。

 一方、EUが日本の乗用車にかけている10%の関税は10年以内に撤廃の方向で調整していて、詰めの協議が続いている。