上野動物園はジャイアントパンダ・シンシンが産んだ赤ちゃんの身体検査を行い、健康状態は良好だと発表した。

　上野動物園によると１４日午前５時２０分ごろ、メスのジャイアントパンダ・シンシンが産んだ赤ちゃんをスタッフが取り上げ、身体検査を行ったという。検査はシンシンが子供と離れることで不安を感じてしまうことを考慮し、２０分ほどの短時間で行われた。

　検査の結果、赤ちゃんの体重は１４７グラム、体長は１４．３センチだと分かったという。

　一方、お母さんのシンシンは１３日に出産後初めて水分を取り、赤ちゃんの世話を続けているという。

　赤ちゃんの発育は順調で、便にミルクを飲んだ形跡もあったことなどから健康状態も良好だとみられている。