北海道網走市の沿岸で始まった調査捕鯨で、１３日、最初の１頭となるミンククジラが水揚げされた。網走港にミンククジラが水揚げされるのは３０年ぶりのこと。

　この調査捕鯨はオホーツク海に生息するミンククジラの分布状況などを調べるため、今年度から始まった。出港初日となった１３日、網走市の沖合４０キロの海域で体長７．３メートル、重さ約４トンのメスのミンククジラ１頭が捕獲された。網走港にミンククジラが水揚げされるのは３０年ぶりのこと。

　網走市の沿岸を含む北西太平洋での調査捕鯨は、今年度から１２年間かけて実施される。