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文書再調査「内閣府でも調査すべき」と追及

2017年6月13日 16:05
文書再調査「内閣府でも調査すべき」と追及

 安倍首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、民進党の小川勝也議員は文部科学省で書かれたとされる文書の再調査を受けて、内閣府などでも同様の調査をするべきだと追及した。

 追及に対して、文書にも名前が挙がっている内閣府の藤原審議官は、「総理の指示などと伝えた事実はないと確認している」として調査の必要性を否定した。

 民進党・小川勝也議員「この人とこの人が会いました。それぞれ両側でメモを取る、これが当たり前の姿でありますので。この文科省の再調査を受けて内閣府と農林水産省も同様の調査をしないと意味がない」

 内閣府・藤原審議官「内閣府では関係職員への聴取を行い、総理や官邸の指示などと文科省に伝えた事実はないことなどを確認していると」

 また、自由党の森議員は文科省に対し、内部文書を告発した職員について公益通報者として権利を守るのかただした。義家副大臣は、政府側に法令違反がある場合を除いて「行政運営上のプロセスを上司の許可なく流出させることは国家公務員法違反になる可能性がある」と述べた。