自民党の二階幹事長は１０日から韓国を訪問し、週明けには文在寅大統領との会談も予定している。北朝鮮への対応などで韓国の新政権と連携を強化したい考え。

　自民党の二階幹事長は、１０日から４日間の日程で韓国を訪問し、先月就任した文大統領と１２日に会談する予定。日本の政府・与党幹部として初めての会談で、安倍首相からの親書を手渡すほか、北朝鮮問題をめぐっても意見交換する方針。

　文大統領が慰安婦問題をめぐる日韓合意の見直しを訴えていたことなどから、二階氏は会談を通じて両国の関係改善に道筋をつけたい考え。さらに李洛淵首相ら新政権の幹部とも会談する予定で、両国政府の交流を強化したい考え。