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異例…イランの議会や霊びょうで銃撃相次ぐ

2017年6月7日 18:11
異例…イランの議会や霊びょうで銃撃相次ぐ

 中東イランの首都・テヘランで7日、議会やイスラム革命の指導者・ホメイニ師の霊びょうが相次いで襲撃される事件があり、複数のケガ人が出ている。

 イランメディアによると、テヘランにある議会で7日に発砲があり、少なくとも2人がケガをした。ケガ人には市民も含まれているもよう。その後、銃撃戦となったという。犯人は逮捕されたとの情報もあるが、詳しいことはまだわかっていない。

 一方、直後にはテヘランの南にあるイラン革命の指導者・ホメイニ師の霊びょうでも発砲があり、数人がケガをした。犯人は4人で、1人は霊びょうの向かいにある警察署の外で自爆、残る3人については、射殺あるいは拘束されたという。

 イランは1979年のイスラム革命以降、治安は比較的安定していて、今回のように体制の象徴的な場所で襲撃事件が起きるのは極めて異例。