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襲撃した男「俺は『イスラム国』の戦士だ」

2017年6月7日 8:40

 フランス・パリのノートルダム大聖堂で警察官が男にハンマーで襲われた事件で、男は犯行時「シリアのため」などと叫んでいたことが明らかになった。

 パリのノートルダム大聖堂で6日、警察官が襲撃され、軽傷を負った。襲撃した男は別の警察官の銃撃を受けて病院で手当てを受けている。周辺は一時、封鎖され、観光客は大聖堂の建物で待機を求められた。

 フランス当局によると、男はアルジェリア国籍の学生であることを示す身分証を持っていたという。また、ハンマーのほかに刃物も持っていて、犯行当時、「これはシリアのためだ」と叫んでいたことも分かった。

 フランスの複数メディアは、男が「俺は(過激派組織)『イスラム国』の戦士だ」と叫んだと伝えていて、当局がテロとみて背景などを詳しく調べている。