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パリ観光名所 男がハンマーで警察官を襲撃

2017年6月7日 4:34

 6日、フランス・パリの観光名所、ノートルダム大聖堂で警察官が男にハンマーで襲われケガをする事件があった。男は犯行時「シリアのため」などと叫んでいて、フランス当局はテロとみて捜査している。

 事件があったのは日本時間の6日午後11時20分ごろで、ノートルダム大聖堂周辺は一時封鎖され、観光客は寺院の建物で待機を求められた。

 寺院の中にいた日本人観光客「突然外から警備員が入ってきて出るな出るなみたいな」

 目撃者「警察が血を流している男を地面に押さえつけていました」

 襲われた警察官は軽傷で、襲撃した男は別の警察官の銃撃を受け病院で手当てを受けている。フランス当局によると男はアルジェリア国籍の学生であることを示す身分証を持っていたという。また男はハンマーの他に刃物も持っていて、犯行当時、「これはシリアのためだ」と叫んでいたことも分かった。

 専門の捜査班がテロとみて背景などを詳しく調べている。