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高所恐怖症・氷川きよしファンの拍手で克服

2017年6月6日 16:50
高所恐怖症・氷川きよしファンの拍手で克服

 演歌歌手の氷川きよし(39)が6日、東京・明治座で取材に応じた。

 同所では現在、「氷川きよし特別公演」を上演中。
 舞台「ねずみ小僧」とコンサートの2部構成で、前列に特別席「きよシート」を設けたり、舞台の演出では初めて客席に降りて演技をするなど、従来にもましてファンが喜ぶ“おもてなし”をちりばめた。

 同所での1カ月公演は2年ぶり。昼の部終了後、報道陣の前に現れた氷川は「ねずみ小僧」を演じるあたり、「きっぷがよくて畳みかけるようにしゃべるイメージですが、僕はゆっくりしゃべるので、自分なりのペースでねずみ小僧を演じられたらいい」と方針を定めた。
 途中、屋根の上に上がる場面が何度かあるが、「高所恐怖症なので、手に汗をかいて正直怖いです」と吐露。けいこでは苦労したが、「本番では、お客さんの拍手や声援で平気になります。本当にありがたいと思います」とファンに感謝した。

 2020年、東京オリンピック・パラリンピックの年に、デビュー20周年を迎える。
 具体的なプランはこれから煮詰めるようだが、「盛大に、感謝の気持ちを表現できればと思います」と、何らかの仕掛けでファンを持てなすことを明かした。

 同公演は今月30日まで。