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国交省“不動産サイト”20万件情報流出か

2017年6月6日 22:59

 国土交通省は6日、不動産の取引についてのサイトが、何者かに不正にアクセスされ、個人の不動産取引内容など、最大で約20万件の情報が流出した恐れがあると明らかにした。

 国土交通省によると、不動産の取引情報などを掲載している「土地総合情報システム」のサイトが、何者かに不正アクセスを受けていたことが、今月2日にわかった。不動産取引を行った人がアンケートに記載した個人名や、不動産の取引価格などの個人情報、約4300件が外部に流出した可能性があるという。

 また、このほか公的に入手可能な登記情報約19万4800件も流出した可能性があり、情報流出は合計で20万件近くに上る恐れが出ている。国交省では再発防止策を検討するとともに、実際に個人情報が流出したかどうかを調査している。