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妊娠の兆候「シンシン」に新たな変化

2017年6月6日 21:20
妊娠の兆候「シンシン」に新たな変化

 妊娠の兆候が続いている東京・上野動物園のメスのジャイアントパンダ「シンシン」に新たな変化が見られた。

 シンシンは妊娠の兆候が見られるようになってから、妊娠の際に分泌されるホルモンの値が上昇していたが、今月3日の検査でホルモンの値が初めて下がったという。

 パンダは出産が近くなるとホルモンの値が下がり続ける。ただ、シンシンは次の日の検査ではまた上昇したため、動物園ではホルモン値の低下が続くかどうか、引きつづき観察するという。

 また「巣作り」の行動もまだ見られないということだが、動物園では、シンシンがいつ出産してもいいように、4日から保育器を用意するなど準備を進めている。

 ただ、ジャイアントパンダには「偽妊娠」という現象があり、実際に生まれるまで分からない。