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松平、スギちゃんの芝居は「これからだね」

2017年6月5日 16:46
松平、スギちゃんの芝居は「これからだね」

 ミュージカル・コメディー「キス・ミー・ケイト」(振付・演出:上島雪夫氏)の製作発表会見が5日、都内で行われ、キャストの松平健(63)、一路真輝(52)、杉山英司(43)、太川陽介(58)らが意気込みを語った。

 シェイクスピアの喜劇「じゃじゃ馬ならし」を劇中劇に仕立て、舞台裏を交互に見せる人気ミュージカル。
 松平と一路は初共演となるが、松平が一路に「頼りにしています」と伝えると、一路も「オーラがすごい。ついていきます」と切り返すなど、息の合ったやりとりを見せた。

 杉山は、お笑い芸人・スギちゃんを封印し、本名でミュージカルデビューする。
 同じ事務所の太川が相棒役として、「(歌や芝居は褒めないけど)人柄がいい」という理由で杉山をプロデューサーに推薦したことから起用が決まったそうで、杉山は「手ごたえは正直あります。最初はどうなるかと思ったのですが、皆さんに教えてもらって飛躍的に伸びています」と自画自賛。「本番までにはなんとか間に合わせます!」と役者モードで胸を張った。

 座長の松平に「杉山さんの芝居はどうですか?」と取材陣が質問すると、一瞬の間を置いてから「芝居は…これからですね!」と正直に答え、笑いを誘った。
 7月1日に埼玉・サンシティ越谷市民ホールからスタートし、13都県15会場で全29公演を予定。