約５００人が死傷するテロがあったアフガニスタンの首都・カブールの葬儀会場で３日、相次いで爆発があり、これまでに１２人が死亡した。

　アフガニスタン保健省などによると、葬儀会場で葬儀が行われていた最中に相次いで爆発があり、これまでに１２人が死亡、１１９人がケガをしたという。

　カブールでは先月３１日に起きた約５００人が死傷したテロを受け、政府のテロ対策に抗議するデモが行われ、その際に警官隊がデモ隊に発砲し、死傷者が出ていた。葬儀はデモで死亡した人のために営まれていて、政府高官らも参列していた。

　爆発は参列者を狙ったテロとみられているが、これまでに犯行声明などは出ていない。