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太陽に最接近 NASAが探査機打ち上げへ

2017年6月1日 16:04

 NASA(=アメリカ航空宇宙局)は先月31日、来年7月に、太陽にこれまでで最も近づく探査機を打ち上げる計画を発表した。

 NASAの発表によると、探査機は来年7月にアメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、太陽の表面からこれまでで最も近い約620万キロの距離まで近づく予定。

 その際、約1400℃の高熱に耐えられるよう、厚さ11センチに及ぶ炭素繊維で防護するという。太陽の表面は約5500℃にもかかわらず、まわりを取り巻く大気のコロナのほうがはるかに高温の100万℃を超えることが謎とされていて、NASAは今回の探査で解明したいとしている。