６月１日、来年４月に就職する予定の大学生などを対象に、大企業が採用面接を一斉にスタートした。

　経団連は大学生が学業に専念することを妨げないよう、面接の解禁日を４年生の６月１日としていて、多くの大企業で１日、採用面接がスタートした。都内に本社を置く大手損保会社では１日に１０００人の面接を予定していて、リクルートスーツ姿の学生たちが多く訪れた。

　就活中の学生「残業は２時間以内ぐらいの（会社を）みています」

　採用担当者「既に内定を持っている学生もいて、昨年に比べて売り手市場の傾向。優秀な学生が市場からいなくなる前に面接に来てもらうと」

　人手不足が続く見通しの中、企業は人材の確保を重要視しており、働き方改革への取り組みを説明するなどして優秀な人材の獲得を目指す。