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「ジブリパーク」構想発表 愛知万博跡地に

2017年6月1日 14:16
「ジブリパーク」構想発表 愛知万博跡地に

 愛知県の愛・地球博記念公園に「ジブリパーク」をつくる構想が明らかになった。

 愛知県の大村秀章知事は、「ジブリパーク」のオープンを2020年代の初頭とし、宮崎駿監督が描く「となりのトトロ」の自然豊かな世界を再現する「トトロのふるさと村」をつくることから始めたいと話した。

 大村知事「サツキとメイの家を中心にさらに広げていくことが愛知万博の理念継承につながっていく」

 スタジオジブリは、「風の谷のナウシカ」など環境の保全をテーマにしたアニメ映画を多く製作していて、その世界観が万博の理念と一致、大村知事が1年前から水面下でスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと調整を続け、合意したという。

 愛・地球博記念公園は、2005年の万博の翌年、パビリオンだった「サツキとメイの家」を残し、モリコロパークという愛称で開業、昨年度は160万人の利用があった。