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海自護衛艦 米空母と異例の共同訓練

2017年6月1日 20:47
海自護衛艦 米空母と異例の共同訓練

 防衛省は1日、アメリカ海軍が日本海に展開させている空母2隻と海上自衛隊の大型護衛艦などが能登半島沖で、共同訓練を始めたことを明らかにした。

 能登半島沖でアメリカ海軍と共同訓練を行っているのは、海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」「あしがら」の2隻と航空自衛隊のF15戦闘機。アメリカ海軍からは、「カール・ビンソン」「ロナルド・レーガン」の空母2隻と、「F/A-18」戦闘攻撃機が参加し、通信状況の確認のほか、戦闘機同士の戦いを念頭においた訓練も行われた。

 訓練期間は海上自衛隊は今月3日まで、航空自衛隊は2日までの予定。自衛隊がアメリカの空母2隻と共同訓練を行うのは初めて。弾道ミサイルの発射など挑発行動を続ける北朝鮮に対して日米が連携する姿勢を強調することでけん制する狙いがある。