広報部長“辞任へ”ロシア疑惑対応に不満か
アメリカ・ホワイトハウスの広報担当の責任者が辞任すると現地メディアが一斉に報じた。ロシアを巡る疑惑への対応にトランプ大統領が不満を募らせていることが背景にあるとみられる。
辞任するのは今年2月に広報部長に就いたダブキ氏。トランプ大統領はロシアを巡る疑惑に対応するためホワイトハウスの体制を刷新する方針で今回はその一環では、と報じられている。
一方、トランプ大統領の娘婿、クシュナー上級顧問は去年、ロシアに対して「秘密の通信手段」の開設を打診したとされている。これについてホワイトハウスのスパイサー報道官は適切な外交だと反論した。
スパイサー報道官「秘密の通信手段は適切な外交の一部だ」
ロシアを巡る疑惑が次々と取りざたされる中、トランプ大統領側はダメージを最小限に抑えようと躍起になっており、メディアとの対決姿勢も強めている。