×

「弾頭部分に操縦翼」稲田防衛相、分析継続

2017年5月30日 12:29
「弾頭部分に操縦翼」稲田防衛相、分析継続

 北朝鮮の国営メディアは30日朝、新たに開発した精密な誘導システムを導入した弾道ミサイルの発射実験に成功したと伝えた。日本政府の反応は以下の通り―。

 稲田防衛相は30日、北朝鮮による「精密誘導弾道ミサイル発射実験に成功した」との発表を承知している、とした上で画像などから「弾頭部分に操縦翼とみられるものが確認され、液体燃料のエンジンの特徴である炎がみてとれる」との新たな分析結果を明らかにした。

 稲田防衛相「我が方としては飛翔(しょう)距離等からスカッド系列(ミサイル)の可能性があると現時点では分析しておりますが、北朝鮮による発表なども踏まえつつ、さらに詳細な分析をしたい」

 防衛省ではミサイルが新型かどうかを含め、分析を続ける方針。