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エジプト銃撃 「イスラム国」が犯行声明

2017年5月27日 22:19

 エジプト中部でキリスト教徒の一派であるコプト教徒が乗ったバスが襲われ、50人以上が死傷した事件で、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。

 この事件は、エジプト中部のミニヤで26日、キリスト教徒の一派・コプト教徒が乗ったバスが何者かに銃撃され、28人が死亡、24人がケガをしたもの。

 「イスラム国」は27日、インターネット上に犯行声明を出し、「『イスラム国』の戦士がキリスト教徒に奇襲をしかけた」などと主張した。

 エジプトでは、「イスラム国」によるコプト教徒を狙ったテロが相次いでいて、政府は非常事態を宣言していた。

 今回の襲撃を受け、エジプト軍は隣国リビアにテロリストが集結しているとして、26日に空爆を実施している。