×

シリア東部 有志連合が空爆 死者35人

2017年5月27日 5:20

 シリア東部のデリゾールでアメリカが主導する有志連合が25日に行った空爆で、少なくとも35人が死亡した。これはシリア人権監視団が伝えたもので、重体の人や行方不明者もいるため、死者は50人以上にのぼる可能性もあるという。

 空爆は、「イスラム国」メンバーの家族らがいる建物などを狙って行われたが、犠牲者には、女性や子供など、民間人も含まれているという。

 シリアでは、過激派組織「イスラム国」が首都と位置づけるラッカの奪還に向け、クルド人勢力らが有志連合と連携して、軍事作戦を行っている。