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英テロ実行犯、ネットで爆発物の知識得たか

2017年5月26日 8:09

 イギリスのコンサート会場で起きた自爆テロ事件で、実行犯の男が、インターネット上で爆発物を作る知識を得ていた可能性があることが分かった。

 イギリスの自爆テロ事件をめぐっては、犯行に使用された爆発物が複雑な設計だったことなどから、警察は組織的な犯行とみて捜査を進めているとみられる。

 一方、地元メディアは、拘束されている実行犯のサルマン・アベディ容疑者の弟が、容疑者は「ネット上で爆発物を作る知識を得ていた」と供述していると報じていて、警察は、事件の経緯を慎重に捜査している。

 こうした中、イギリスの捜査当局は、アメリカメディアが捜査情報をたて続けに報じたことに対して、不快感を示している。これを受けて、トランプ大統領は司法省などに対し、今回の情報漏れを調査するよう命じた。