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大分“地割れ”警報ランプ点灯 住民ら避難

2017年5月25日 15:45
大分“地割れ”警報ランプ点灯 住民ら避難

 複数の地割れが発生している大分県の豊後大野市朝地町で25日午前、県が設置していた警報ランプが点灯し、住民や作業員が警戒区域外に避難した。大規模な地すべりなどは確認されていない。

 県などによると25日午前10時ごろ、複数の地割れが確認されている朝地町綿田地区に県が設置している警報ランプが点灯した。この警報ランプは地割れの幅が1時間に10ミリ以上広がると作動する。引っ越しの準備のため一時的に警戒区域内の自宅に戻っていた住民がランプの点灯に気付き、市に連絡すると共に公民館に避難した。

 県によると午前10時までの1時間に地割れの幅が10.4ミリ広がったという事だが、大規模な地すべりなどは確認されていない。