古い扇風機やエアコン、発火に注意を
扇風機やエアコンを使うことが多くなるこれからの時期、専門機関が火災事故に注意を呼びかけている。
NITE(=製品評価技術基盤機構)が公開した実験映像では、扇風機の断線した部分から火花が生じ、プラスチック部分を溶かしながら炎が出ている。
NITEによると、扇風機やエアコンの事故は、2015年度に81件起きていて、このうち9割近くが火災で、住宅火災での死亡事故もあった。事故は6月から8月にかけて集中しているという。
NITEは特に古い扇風機は使用に注意し、使わないときには電源プラグをコンセントから抜くこと、またエアコンは延長コードにはつなげないよう呼びかけている。