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NYダウ5日続伸 終値2万1012ドル

2017年5月25日 8:03

 24日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、FOMC(=アメリカ連邦公開市場委員会)の議事要旨が発表され、今後の利上げのペースが緩やかになるとの見方が広がったことから、70ドル以上値を上げた。

 24日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比74ドル51セント高の2万1012ドル42セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は24.31ポイント上がり6163.02となった。

 この日は、FOMCの議事要旨が発表され、物価上昇を不安視する内容が盛り込まれていたことから、今後の利上げペースが緩やかになるとの見方が広がり、幅広い銘柄で買いが入った。ダウ平均は5日連続で値を上げ、終値は約2週間ぶりに2万1000ドルの大台を回復した。

 市場関係者は「イギリスで起きたテロ事件は市場にほとんど影響を与えておらず、今後発表される個人消費や雇用統計に関心が集まっている」と話している。