百貨店の4月売上高 14か月ぶりプラスに
全国の百貨店の4月の売上高が14か月ぶりにプラスに転じた。
日本百貨店協会によると、4月の全国の百貨店の売上高は約4527億円で、去年の同じ月と比べて0.7%のプラスとなった。プラスに転じるのは14か月ぶり。
低迷が続いていた衣料品の売り上げは1.2%のマイナスだったものの、マイナス幅は前の月より3.4ポイント大きく改善した。また、訪日外国人などによる化粧品の売り上げも伸びたという。
日本百貨店協会は「まだ断定はできないが、消費が若干上向き始めたのではないか」と話している。