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北朝鮮が弾道ミサイル発射 日本政府の反応

2017年5月21日 18:46
北朝鮮が弾道ミサイル発射 日本政府の反応

 北朝鮮が21日午後、平安南道の北倉付近から弾道ミサイル1発を発射したことをうけ、日本政府の対応。

 21日午後6時頃、菅官房長官が緊急に記者会見し、弾道ミサイルは北朝鮮の西岸から発射され日本の排他的経済水域の外の日本海に落下したとみられると発表した。

 菅官房長官「本日、16時59分頃、北朝鮮西岸より弾道ミサイル1発が発射され、日本海に落下とみられます。なお現時点において落下したのは、我が国の排他的経済水域内ではないと推定されます。なお、引き続き確認中ではありますが、現時点において付近を航行する航空機や船舶への被害報告等の情報は確認されておりません」

 現段階では航空機や船舶の被害などは確認されていないという。また菅長官は「度重なる挑発行為を断じて容認できず、北朝鮮に対し、厳重に抗議を行い強く非難をした」と強調した。

 政府は現在、行われている国家安全保障会議で情報収集と分析を行っている。北朝鮮は少なくとも今年に入ってからすべて午前中に弾道ミサイルを発射しており、政府は今回夕方に発射した理由についても分析を進める方針。