“学校史”切り取り被害 65の図書館で
小中学校などの歴史をまとめた学校史の本が切り取られる被害が相次いでいる問題。被害が27都道府県、65の図書館に上ることがわかった。
日本図書館協会は、各地の図書館で学校史などの本が切り取られる被害が相次いだことを受け、全国調査を行った。その結果、19日までに、少なくとも27都道府県、65の図書館で被害が確認されたことがわかった。被害は合わせて356冊、2484ページに上るという。
今月はじめから小中学校の学校史などの本が切り取られる被害が東海や北陸などで相次ぎ、協会は改めてルールを守って図書館を利用するよう呼びかけている。