アメリカ・ニューヨーク中心部のタイムズスクエアで１８日、歩行者に車が突っ込み１人が死亡、２２人がケガをした。

　ニューヨーク中心部のタイムズスクエアで日本時間の１９日午前１時前、乗用車が歩道に突っ込み、歩行者を次々とはねた。消防などによると１８歳の女性が死亡、２２人がケガをし、そのうち４人が重体だという。車はいまも歩道に乗り上げ傾いたまま止まっている。

　目撃者「とても怖かった。大きな衝突音がしてみんなが逃げた。歩道の周辺には人が倒れていた」

　拘束された車の運転手は、ニューヨークに住むリチャード・ロハース容疑者（２６）で、過去に薬物所持や飲酒運転の容疑で３度逮捕されていて、今回も酒に酔っていた疑いがもたれている。

　地元当局は、現在、男の自宅を家宅捜索しているが、今のところテロと関連する情報はなく、事故の可能性が高いとみている。

　一日約３０万人もの観光客らが世界中から訪れるタイムズスクエアで起きた事故。３時間がたったいまも一帯は封鎖されていて、捜査当局が詳しい状況を調べている。