「えのきたけ」を自主回収 金属片混入か
長野県のJAながの志賀高原産の「えのきたけ」に金属片が混入した可能性があるとして、出荷したJA全農長野などは9万袋余りの自主回収を発表した。
自主回収するのは、JAながの志賀高原産の200グラム入りの「えのきたけ」。包装には「志賀高原培養センター生産組合」と書かれている。対象は今月15日から18日までの4日間に製造された約9万袋で東京や大阪など11都府県に出荷された。
JA全農長野によると、「えのきたけ」の栽培過程で光や風を当てる機械をつるすワイヤが老朽化で壊れた。大きさ5ミリ程度の針金状の金属片が、複数のえのきたけに落下した可能性があるという。今のところ、健康被害の報告はないが、販売した店などで返品を受け付けている。