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NYダウ 前日の反動で買い戻し広がる

2017年5月19日 7:30

 18日のアメリカ・ニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日に大きく値を下げた銘柄を中心に買い戻す動きが広がり、約56ドル値を上げて取引を終えた。

 18日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比56ドル9セント高の2万663ドル2セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も43.89ポイント上げ6055.13となった。

 ダウ平均は前日、トランプ大統領をめぐる疑惑の混乱などの影響で、約370ドル下げた。この日はその反動で値を下げた銘柄を中心に買い戻しの動きが広がり相場全体を押し上げた。中でもこの日発表された小売り大手のウォルマートが発表した決算発表が、市場予想を上回った事が好感し相場上昇をけん引した。

 市場関係者は「しばらくトランプ政権をめぐる疑惑解明の動きに影響を受けるだろう。減税政策などが確実に実行されるか市場も捜査の行方を見守っている。」と話している。