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日経平均続落 一時1万9500円割れも

2017年5月18日 16:17
日経平均続落 一時1万9500円割れも

 18日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げた。終値は17日の終値に比べて261円02銭安い1万9553円86銭。

 アメリカではトランプ大統領をめぐる疑惑など政治的な混乱が広がっており、ダウ平均株価が今年最大の下げ幅となるなど大幅な株安となった。円相場も一時、1ドル=110円台をつけるなど急激に円高・ドル安が進んだ。

 この流れを受け、東京市場でも取引開始直後から大きく値を下げた。下げ幅は一時、350円を超え、約2週間ぶりに1万9500円を下回る場面もあった。

 取引開始前に、今年1月から3月までの実質GDP成長率が年率換算でプラス2.2%となり、5期連続のプラス成長だったと発表されたが、市場の反応は限定的だった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆7198億円、売買高は概算で21億8463万株。