野党4党、金田法相の不信任決議案提出
共謀罪の趣旨を盛り込んだテロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案をめぐり、廃案を目指す民進党など野党4党は17日午前、金田法相の不信任決議案を提出した。
民進党・笠国対委員長代理「二転三転する答弁、国会審議に対する極めて無責任な姿勢等々、(金田法相は)大臣の任に値しない」
法案をめぐっては、与党側が17日、衆議院法務委員会で採決に踏み切る方針だったが、野党4党が金田法相の不信任案を提出したため委員会は取りやめとなった。
金田法相の不信任案は18日の衆議院本会議で採決が行われ、与党などの反対多数で否決される見通しだが、与党側が週内に目指してきた法案の衆議院通過は週明けにずれ込む公算が大きくなっている。