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空母「ロナルド・レーガン」横須賀基地出港

2017年5月16日 20:42

 弾道ミサイルの発射など北朝鮮による挑発が続くなか、アメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」が16日、母港の横須賀基地を出港した。

 空母「ロナルド・レーガン」は、今年1月から横須賀基地で定期点検を行っていたが、16日午後、横須賀基地を出港し、担当する西太平洋の監視活動など、通常任務に戻った。

 アメリカ海軍は行き先を明らかにしていないが、北朝鮮情勢を受けて周辺海域には空母「カール・ビンソン」が展開していて、情勢次第では、「ロナルド・レーガン」も向かう可能性もある。

 先月、「ロナルド・レーガン」を訪問したペンス副大統領は艦上で、「アメリカの戦略的忍耐の時代は終わった」などと述べ、北朝鮮をけん制している。