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南スーダン 自衛隊重機など国連に無償譲渡

2017年5月16日 15:34

 政府は、16日の閣議で南スーダンのPKO(=平和維持活動)から陸上自衛隊の部隊が今月末に撤収することをうけ、自衛隊が使っていた重機などを国連に無償で譲渡することを決定した。

 譲渡するのは、陸上自衛隊の施設部隊が現地で使っていたブルドーザーなど建設用重機19台のほか、小型トラックや住宅用コンテナなどで、取得した時の価格は27億円になるという。武器は含まれていない。

 機材は自衛隊の撤収に伴い、PKO協力法に基づいて国連の要請をうけて無償譲渡されるもので南スーダンで活動する他国の部隊に引き渡されることになっている。

 自衛隊の部隊は先月下旬から順次帰国を始めており、最後に撤収する第4陣の40人は今月27日に帰国する予定。