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天皇陛下、風邪と診断 日光訪問も取りやめ

2017年5月15日 18:49
天皇陛下、風邪と診断 日光訪問も取りやめ

 天皇陛下はせきと発熱を伴う風邪の症状のため、15日午後の公務を取りやめられた。17日からの日光訪問も取りやめとなる。

 宮内庁によると、天皇陛下は15日朝からせきがあり、さらに午後から熱が出て風邪の症状と診断されたため、皇居内での公務などを取りやめられた。インフルエンザの検査で陽性の反応はないという。予定されていた勲章受章者への面会は皇太子さまが代わりに務め、皇居内の清掃などを行う「勤労奉仕団」への挨拶は皇后さまが一人で行われたという。

 天皇皇后両陛下は17日から、陛下が戦争中に疎開された栃木県日光市へ2泊3日で私的ご旅行を行う予定だったが、取りやめとなった。