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19年度から機種変更 政府専用機の講習

2017年5月15日 21:20
19年度から機種変更 政府専用機の講習

 天皇陛下や内閣総理大臣の外国訪問などに使う政府専用機が2019年度から機種変更されるのを受け、客室乗務員の役割を担う航空自衛官の講習が15日から始まった。

 全日空の訓練センターで講習を受けたのは北海道千歳基地の特別航空輸送隊に所属する自衛官5人。政府専用機の運用は航空自衛隊が行っており、5人はいずれも新しい政府専用機で客室乗務員の役割を担うことになっている。

 講習では、全日空の担当者が新専用機となるボーイング777の実物大の模型を使って客室での器材の操作方法や受話器の扱い方などの説明を行った。新しい政府専用機は来年8月にも航空自衛隊に納入され、2019年度に運航が始まる予定。