南スーダンでの国連平和維持活動から撤収する陸上自衛隊の第三陣が１４日、青森市に到着し、家族や同僚たちの出迎えを受けた。

　南スーダンの国連平和維持活動から撤収する１１次隊の第三陣１３０人が、１４日午前、青森空港に到着した。

　１１次隊は青森市の第９師団を中心とする３５０人で構成され、去年１１月から現地で道路補修などの活動を行ってきた。

　青森駐屯地では、家族や同僚たちが出迎えた。１１次隊は安全保障関連法に基づく「駆けつけ警護」などの任務が与えられた初めての部隊で、すでに第一陣と二陣が帰国している。

　隊員の家族「無事な元気な顔を見られて良かったなと思います」「（Ｑ：お父さん帰って来てどうですか？）うれしいと思う」

　南スーダン派遣施設隊・吉浦邦彦副隊長「三波の長として、１２９人連れて来て、笑顔で全員を日本に連れて来れたので、安堵（あんど）感はあります」

　最後の第四陣は、今月２７日に帰国する。