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東京五輪の次は?IOCがロサンゼルス視察

2017年5月13日 20:08

 東京オリンピック・パラリンピックの次の2024年大会の招致で、IOC(=国際オリンピック委員会)の評価委員会は、立候補しているアメリカ・ロサンゼルスで3日間の現地視察を行った。

 IOCの評価委員会は10日からの3日間、3回目のオリンピック招致を目指すロサンゼルスで視察を行った。1984年大会にも使われ開会式の会場として計画されている競技場や、バスケットボールの会場など30か所を訪れた。

 計画では、オリンピック関連施設の95%以上ですでにある施設や仮設を使い、約7000億円の費用を企業などからの民間資金でまかなうとしている。

 IOC評価委員会のバウマン委員長は、視察を終えた12日の会見で「ロサンゼルスの計画は財政上のリスクが低い」と評価した。

 2024年大会にはフランス・パリも立候補していて、評価委員会は14日からパリを視察し、今年9月に開催地を決定する。