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ブラジル保健省 ジカ熱の緊急事態宣言解除

2017年5月13日 3:45

 ブラジル保健省は11日、新生児の小頭症との関連が指摘されるジカ熱について、感染者が大幅に減ったとして緊急事態宣言を解除した。

 ブラジル保健省によると、今年1月から4月15日までのジカ熱感染者の報告は7911件で、前年同期比で95パーセント減った。ブラジル保健省は11日、ジカ熱感染者が大幅に減ったとして18か月続いた緊急事態宣言を解除した。

 ただ、ジカ熱との関連が指摘される小頭症などの疑いがあると診断されたケースは今年、2836件あり、ブラジル保健省が調査を続けている。ジカ熱感染について、WHOは去年11月に緊急事態宣言を解除している。