「イスラム国」の要衝を制圧 シリア
過激派組織「イスラム国」が拠点の1つとしていたシリア北部の要衝を制圧した。
シリアのクルド人勢力を主体とする部隊「シリア民主軍」は10日、「イスラム国」の拠点だったシリア北部のタブカを完全に制圧したと発表した。
タブカは「イスラム国」が首都と位置づけるラッカから西におよそ50キロに位置する要衝。
シリアのクルド人勢力をめぐっては、アメリカ政府が9日、「イスラム国」との戦いで大きな役割を果たしているとして、武器を供与すると発表。クルド人勢力を敵視するトルコがこれに反発している。