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マクロン氏“母体”全選挙区に候補者擁立へ

2017年5月9日 12:37

 フランス大統領選挙に勝利したマクロン氏の活動母体である政治運動は8日、来月の議会選挙で、すべての選挙区に候補者を立てる方針を明らかにした。安定した政権運営に向け、支持基盤を固める狙い。

 フランスでは来月、下院・国民議会の選挙が行われるが、マクロン氏の活動母体である政治運動「前進」の幹部は8日、577のすべての選挙区で候補者を擁立する考えを明らかにした。既存政党の有力議員が合流する可能性が指摘されていて、議会で過半数獲得を目指す。

 マクロン氏は現在、無所属で、安定した政権運営のために議会に支持基盤を築けるかどうかが焦点。