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公道でのカート事故相次ぎ…安全対策強化へ

2017年5月9日 12:20
公道でのカート事故相次ぎ…安全対策強化へ

 公道を走るカートによる事故が相次いでいることを受け、石井国交相は安全対策の強化に乗り出す方針を初めて明らかにした。

 公道を走るカートは、乗用車と同じ程度の速度で走行することができるが、法律上、シートベルトやヘルメットの装着は求められていない。

 石井国交相は9日の会見で、この問題について触れ、事故の実態を調査し結果を踏まえ、安全対策の強化に乗り出す方針を初めて明らかにした。

 こうしたカートは外国人観光客を中心に利用者が増えていて、警視庁によると、今年に入り都内でも事故が相次いでいるという。国交省はシートベルトの設置や、他の車両から見えやすくするなどの対策をレンタル業者などの事業者に要請することも検討したいとしている。