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浪江・山林火災 発生から8日目に「鎮圧」

2017年5月7日 15:12
浪江・山林火災 発生から8日目に「鎮圧」

 福島県浪江町の帰還困難区域で、先月29日に発生した山林火災で、現地の対策本部は「これ以上、燃え広がる可能性は低く、鎮圧状態になった」と発表した。

 浪江町の帰還困難区域にある十万山で発生した山林火災は、先月29日の発生から、少なくとも50ヘクタール以上を焼いた。

 発生から8日目の6日、現地の対策本部が上空と地上から状況を確認したところ、「これ以上、燃え広がる可能性は低く、鎮圧状態になった」と発表した。

 現地では、7日も残り火がないかなどを確認するために自衛隊や消防が消火活動にあたった。この火災によるけが人や建物への被害はなく、周辺の放射線量にも変動はないという。