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マクロン候補“フェイクニュース”で被害届

2017年5月5日 1:44

 フランス大統領選の決選投票に臨むマクロン候補が、インターネット上に拡散されるウソの情報、いわゆる「フェイクニュース」を流されたとして、警察に被害届を提出した。

 マクロン候補の陣営によると、問題となっているのは3日にインターネット上の掲示板に投稿された書類の画像で、マクロン候補が租税回避地(=タックスヘイブン)に資産を隠し持っているかのような内容が記載されていた。

 画像が投稿された直後に行われたテレビ討論では、対立するルペン候補がこの件についてやゆした。

 ルペン候補「(租税回避地の)バハマで口座が見つからないといいわね」

 マクロン候補はただちに中傷だと否定した。

 インターネットでの投稿についてマクロン候補は、得票を減らすためにウソの情報(=フェイクニュース)を拡散されたとして、容疑者不明のまま警察に被害届を提出した。