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丹波焼最古の登り窯にカセットボンベ 篠山

2017年5月3日 15:41
丹波焼最古の登り窯にカセットボンベ 篠山

 兵庫県篠山市の登り窯で陶磁器を焼く焼成室の地中からカセットボンベが見つかり、警察が偽計業務妨害の疑いで捜査している。

 カセットボンベが見つかったのは、丹波焼で現存する最古の登り窯で1日、作家らが中で作業をしていたところ、地中に埋められた未使用のボンベ2本を見つけたという。

 登り窯では、3日から始まるイベントで火入れの見学が行われる予定で、そのまま火を入れると爆発する可能性があった。主催者側では、イベントは行うものの、登り窯の使用を中止にした。

 この窯は明治時代につくられ県の民俗文化財に指定されている。警察は何者かがボンベを埋めたとみて偽計業務妨害の疑いで捜査している。